転職には「35歳の壁」がある?今の会社に残るべき?エージェントと面談してみた

転職には『35歳の壁』がある」そのように見聞きしたことはありませんか?

総務省の統計によると「新成人(昭和60年生まれ)人口は143万人」とのこと。昭和60年(1985年)生まれの たかはし昇一 もその内の1人です。

そしてぼくも含めた昭和60年(1985年)生まれの143万人は2019年現在で34歳なので、来年2020年には35歳となり「転職の壁」にぶちあたることになります。

2020年といえば日本で「東京2020オリンピック」が開催される年でもありますよね。訪日外国人観光客によるインバウンド消費が増加するなど「オリンピック特需」もあることでしょう。

ただ、ぼくは今から「2020東京オリンピック後の日本経済はどうなるのか」がとても気がかりです。

東京2020オリンピックの閉幕は8月ですが、6月には「キャッシュレス・ポイント還元事業」の期間も終了していますので消費が急激に落ち込むかも知れません。

もしそれで不景気となり企業活動も全体的に低迷するようなことになれば、現時点では活性化している言われている転職市場も冷え込んでしまうはずです。

そうなるとますます35歳以上の転職は厳しくなると考えるのが自然ですよね。

ところでストレートの大卒で就職した場合、昭和60年(1985年)生まれの34歳は「社会人12年目」になります。

もはや立派な「中堅クラス」と言える存在ですが、いまの仕事をしていて「成長実感」はあるでしょうか?

新卒のころは毎日が刺激的だったはずです。緊張しながら業務に精一杯とりくみ、ときには失敗しながらも成功に安堵する日々。

成長している感覚があったし、学生よりちょっと背伸びした環境における「緊張と緩和のバランス」もとれていた。

でも年数の経過とともに刺激的な経験は減ります。仕事をミスなく効率的かつ無難にこなせるようになった一方、毎日おなじことのくり返しで「マンネリ」に陥ってもおかしくありません。

ぼくは転職を1回経験しています。前職を約6年で退職し現職も6年目に突入しているのですが、まさにいまマンネリ化による「飽き」に直面しているところ。

このまま退屈な仕事をつづけながら現職でのプロフェッショナルやマネージャーを目指すべき?それともまた「環境を変える=転職する」べき??

いずれにせよ、ひとまず「転職を検討すべきタイミング」であることは間違いないと感じたので…

 

  1. 来年2020年で「35歳」になります
  2. 2020年以降は「不景気」になるかも知れません
  3. 最近「成長実感」を仕事で感じられません

 

といった検討理由で「リクルートエージェント」のアドバイザーと面談し転職についてアドバイスを受けてみました(2019年10月11日)。

 

  1. そもそも転職に「35歳の壁」はあるのか?
  2. ぼくのキャリアに「市場価値」はあるのか?
  3. 紹介してもらえる「求人」はあるのか?

 

たかはし昇一
結論、やはり転職には「35歳の壁」が存在します

●「35歳の壁」が転職にはやっぱりある(選択肢が少なくなる)

数ある転職アドバイザーのなかから今回ぼくが リクルートエージェント を選んだ理由ですが…

 

  1. 転職成功実績ナンバーワン
  2. 業界最大手の安心感
  3. 保有求人数が国内最多

 

というポイントがやっぱり魅力的なことに加えて「前回の転職でもお世話になったエージェント」であり満足度が高かったから。

結果的にまた転職を検討することになったものの、当時ご紹介いただいた求人はぼくのニーズにピッタリ合致してましたし、きめ細やかなフォローもあって好印象だったんですよね。

求人を出す側になる企業としても業界最大手の リクルートエージェント なら「なんとなく安心」という心理も働くでしょう。

それに保有求人が多いことは転職先の幅が広がるのと同義です。転職先選びは大事なことなのですから選択肢はより多いほうがいいですよね。

 

たかはし昇一
本日はお時間をとっていただきありがとうございます。実はこちらにお伺いするのは2回目でして…まさかリピーターになるとは思いませんでした
アドバイザー
こちらこそ本日はよろしくお願いいたします。2度目のご相談ありがとうございます(笑)前回のご転職から約6年ですね…なにか心境の変化などがおありなのでしょうか?

 

  1. 来年2020年で「35歳」になります
  2. 2020年以降は「不景気」になるかも知れません
  3. 最近「成長実感」を仕事で感じられません

 

ぼくが転職を検討すべきタイミングであると感じた3つの理由をお伝えしたところ、とても納得していただきました。

 

たかはし昇一
そもそもですが、やっぱり転職には「35歳の壁」が存在するのでしょうか?
アドバイザー
転職をご希望されるすべての方に「ある」と断言できるわけではないのですが、一般的にはそのように意識していただいほうがよろしいかと思います

 

もしぼくに飛び抜けた能力や経験があるのであれば、「転職の壁」なんて難なく飛び越えることができるのでしょう。

ただそんな人間は一握り。どうやら「正しい危機感」だったようです。壁が存在する理由はいろいろあるようですが…

 

  1. 35歳以上を対象とする求人が少ない
  2. 求職者が転職先に求める条件が厳しい

 

という2点に集約されます。これは「転職に向いている人 転職してはいけない人」に書いてある通りですね。

求人が少ない」ことの理由は、ほとんどの会社組織が「ピラミッド型」でありまだまだ「年功序列」であることを考えれば想像がつきます。

スタッフレベルが転職で入れかわることはよくありますが、上位層=年齢が高いリーダー格・マネジメント層ほどなかなか動かないもの。

それなりの地位をわざわざ捨てるなんてよほどの理由がなければしませんし、「ローン」があったり「家族」がいればなおさらでしょう。

つまり単純に「年齢に見合ったポストが空かない」から求人も少なくなるということですね。

また、求人は少ないにも関わらず「35歳以上の求職者が転職先に求める条件は厳しくなる」傾向にあります。

これまでのキャリアを活かす」ことを意識するあまり業界・職種などの選択肢を絞り、待遇的には「最低でも現状維持、できればプラスアルファ」を求めがち。

その結果、お互いに選択肢が少なくなるので転職市場において35歳以上の人材と求人のマッチング成立は非常に困難となります。

●「転職の軸」とは?専門性・経験どちらにも市場価値はある

転職には『35歳の壁』がある」これが現実です。

 

  1. 35歳以上を対象とする求人が少ない
  2. 求職者が転職先に求める条件が厳しい

 

かといって、壁をなんとかなくそうとそれまでのキャリア・待遇をすべて捨ててまで「未経験分野」へキャリアチェンジすることは求職者にとってリスクが高すぎる行為でしょう。

それに企業側としても未経験者を育てるなら若者がいいと考えて当然なのでお互いに幸せな結末が描きづらいですよね。

 

たかはし昇一
2020年以降の景気が不安ですし、年齢的にも転職を検討するなら34歳の「今」がラストチャンスという気がしてきました。でもぼくのキャリアをご覧になって「市場価値」はありそうですか?
アドバイザー
転職をご検討されるタイミングとしては適切だと思います。職務経歴書を拝見したかぎりでもいくつかご提案できる求人がございますが、これまでのお仕事内容についていくつかお伺いしてよろしいでしょうか?

 

いまどきは Web や電話などで完結するサービスも多いですよね。リクルートエージェント のような転職支援サービスだってその限りではありません。

わざわざ事前に日時を約束してオフィスに訪問するのは面倒なものですが、face to face のコミュニケーションが重要な場面はやっぱりあると思います。

転職エージェントの面談がまさにそうで、ぼくの話から仕事における「価値観」を見出し、また何気ないエピソードから自分でも気がつかなかった「強み」も発見してくれましたよ。

 

  • 1社目 → 2社目:「専門性」を活かした
  • 2社目 → 3社目:「経験」を活かすべき

 

アドバイザーと話をしたことで、ぼくは最初の転職ではメーカーで身につけた「専門性」を活かしており、つぎは現職の「経験」を活かして転職するのが良さそうだと整理されました。

 

たかはし昇一
現職では、前職の専門性を活かして業務遂行しながらも「改善活動」に取り組んだり、グループリーダーとしてチームビルディングもしています。こういった「経験」にも市場価値があるんですか?
アドバイザー
もちろんあります。それに経験は「転職の軸」として汎用性が高いためさまざまな業界・職種に応用がききますが、専門性を軸にすると同じような仕事になりがちなので、マンネリ化による「飽き」の解決にはなりにくいと考えられます
たかはし昇一
なるほど、たしかにそうですね。でも専門性も捨てがたいので、どちらかを活かせる求人を幅ひろく探していただくことはできますか?
アドバイザー
はい、それがよろしいかと思っておりました。これまでの専門性・経験をベースにして、少しだけ方向性を変える転職であれば、たかはし様・求人元どちらも入社後に活躍されるイメージが湧きやすいですよね 

 

少しだけ方向性を変える転職」という言葉。

これは「このまま今の会社にいていいのか?と一度でも思ったら読む 転職の思考法で「ピボット型キャリア」とネーミングされているアプローチですね。

●「今の会社に残る=転職しない」それがベストな選択になる場合も

通常の流れであれば、ヒアリングを終えたらその場でいくつか求人を案内してもらえます。

ただぼくの場合は職務経歴書を読んだだけの段階と面談後ではイメージが違かったそうで、2件だけ参考レベルの求人が提示され、あとは追って案内してもらうことになりました。

やっぱり転職活動はアドバイザーとの面談は大事です。すこし面倒でもしっかり対話しておかないと、その後のマッチング内容やスピードで損をすることになるでしょう。

 

たかはし昇一
職務経歴書は今後ブラッシュアップするつもりで作成したのですが、情報不足でかえって混乱させてしまいましたね。申し訳ありません
アドバイザー
いえいえ、面談はこういったイメージのギャップを解消する意味もございますので。ところで「最近『成長実感』を感じられていない理由」はどこにあるとお考えですか? 

 

職場メンバーの前では言えない」し「身内相手だと愚痴っぽくなる」ような話でも、アドバイザーは冷静かつ真剣に耳を傾けてくれるのでありがたいです。

ぼくとしてはグループリーダーということもあり、実務よりは改善活動のような「緊急性は低いけど重要なこと」をやるべきだと思っています。

ただメンバーがスキル不足だったり人数が減らされたりで、最近はチームビルドが思うようにいかずルーティン業務をまき取らざるをえない状況なんですよね。

リソースマネジメントができてない「言い訳」と指摘されればそれまでですし、実際のところ力不足感もありますが、メンバーはほぼ全員が「年上」というやりにくい事情も。

 

たかはし昇一
「みんな違ってみんないい」のは理解しているんですけど…正直なところ、一緒にいて勉強になったり頼りがいのある人がいる環境で働きたいのが本音です
アドバイザー
たしかにそのような状況は、モチベーションが下がる要因になってしまいそうですね 

 

アドバイザーはとても親切ですがボランティアではないので、ぼくのような求職者はかれらの「商品」であり基本的にはさっさと転職させたほうが得なはず。

それにもかかわらず、担当アドバイザーの Tさん は「転職せず現在の会社で解決する方法はないのか」までいっしょに考えてくれました。

ぼくの現職は…

 

  • 年収600万
  • 定時で帰れる
  • 休暇も取れる

 

それでいて内勤の事務職なので、外回りの営業よりラクですし売上のプレッシャーにもさらされないんです(1社目はブラック企業の営業でした)。

なので現状のまま「まったり適当にやる」という選択肢もあるんですが、どうしても市場価値を高めつづけないことは将来的なリスクになるのではと思ってしまうんですよね。

ただある意味「恵まれた環境」であることは間違いないので、その方向性を問いかけてくれたことは「今の会社に残ることも検討して慎重に判断すべきです」というメッセージだと受けとりました。

具体的には、会社を移らずに「配置転換リクエスト」をすることが現状を打破する最善の選択になる可能性だってあるということでしょう。

アドバイザーによっては「転職ありき」のゴリ押しもありえるでしょうから、良心的な方に担当してもらえて運がよかったです。

その日、そビジネスパーソンの行き交う東京の空は秋晴れとはほど遠いどんよりとした曇り模様でしたが、面談を終えたぼくの心は不思議と軽やかで、とても晴れやかな気持ちになっていました。

ぼくは今回の転職で Tさん のいる「リクルートエージェント」をメインとすることに決めていますが「情報収集」や「比較」のためには複数の転職サービスに登録することも大切です。

 

 

会員登録すれば無料で受けられる リクナビNEXT  の「グッドポイント診断」はみずからの思考を把握するのに役立ちます。

また doda には「求人検索会」というサービスがあって、普段ならパーソルキャリア社員しか使用できない求人検索システムを求職者自身が利用できます。

オフィスを訪問する必要はありますが自由に非公開求人を閲覧できるのはやはり魅力的ですよね。

さらに加えると「MIIDAS(ミイダス)」ならアプリで5分もかからずに「現在の市場価値」を知ることが可能。

 

「MIIDAS(ミイダス)」現在の市場価値(結果)

*画像出典元:MIIDAS(ミイダス)

 

ぼくを求めている企業が2,000社以上もあって、年収の伸びしろだって少なくとも100万円弱あることが分かるだけて希望が持てます。

転職する?それとも残る??」いずれにしても、こういったツールを活用しながら定期的に自分の市場価値を知りキャリアを見つめなおすことは必要なことでしょう。

 

  • 35歳以上を対象とする求人は少ない

 

転職には『35歳の壁』がある」のが現実です。

ぼくは昭和60年(1985年)生まれなので、35歳となる来年2020年まで残り1年。年度単位で考えればあと半年しかない状況なので、転職ラストチャンスまで時間はあとわずかです。

みずからの市場価値を直視しつつ「業界のライフサイクル」や「収益性」も考慮しながら、とにかく「機嫌よく働ける環境」を模索したいと思います。人生は一度きりですしね。

 

たかはし昇一
最終的に「今の会社に残る」という結論を出したとしても、それが自分で選択した道であれば「肝が据わる」というものです

 

 

ABOUTこの記事をかいた人

たかはし昇一

30歳から3つの「と」(投資・登山・トレーニング)を習慣にしたら人生が変わった金融系サラリーマン。1985年生まれ、東京都23区内在住です。2034年までに金融資産3,000万円の「アッパーマス層」になるため、「収入を増やす」「支出を減らす」「投資で増やす」をコツコツ実践中。