虫歯治療には銀歯よりセラミック?保険適用外で費用は10倍!

パジャマ姿で歯磨き女子 [モデル:河村友歌]

口腔ケア」により口腔内の清潔さをキープすることは口腔内だけでなくからだ全体の健康にもおおきく貢献します。

もともと口腔ケアという言葉のルーツは「介護現場」にあり…

 

  • 自浄作用が低下する
  • 虫歯・歯周病が多い
  • 治療跡・入れ歯が多い
  • 味覚が変化する
  • ドライマウスになる

 

といった高齢者の口腔環境を、いかに「介護者」がケアするかという文脈で語られることが多い言葉でした。

生活にサポートを必要とする高齢者が自力できちんとした口腔ケアをすることは困難ですから、本人に代わってケアしてあげることは重要ですよね。

口腔ケアには唾液分泌を促進してドライマウスを改善し自浄作用も高めるほか「感染症や認知症の予防」なんて効果も!

昨年2018年〜今年2019年シーズンは過去最大のインフルエンザ流行となっていて、1月21日〜27日のあいだに報告されたインフルエンザ患者数は1医療機関あたり57.09人でした。

この患者数は前回シーズンのピークが54.33人だったのを上回っていて、1999年の調査開始以来「最多」の人数に。

全国の医療機関を受診したインフルエンザ患者数の累計は推定222万6千人にのぼり全都道府県で警報レベルという緊急事態!

介護施設などでは高齢者が集団感染し死亡する事例も相次いでいます。

その一方で、口腔ケアを徹底しインフルエンザ患者ゼロを継続している介護施設もあるというニュースも。

インフルエンザ予防には「こまめな手洗い」や「マスク着用」の徹底がよく呼びかけられますが、菌をおさえるために「口を清潔にする」ことも大切なんですね。

●定期検診で「虫歯再発」との診断が!銀歯の中で虫歯が進行?

パジャマ姿で歯を磨く若い女性 [モデル:河村友歌]

虫歯を放置することは死亡リスクを高める」ことになります。

虫歯で歯を失う」ならまだしも「虫歯で死ぬ」なんておおげさな気もしますが、虫歯菌が脳・心臓・肺などに感染すると…

 

  • 脳腫瘍
  • 心筋梗塞
  • 肺炎

 

などになりかねません。

そこまで悪化しないとしても虫歯は進行性の病気なので自然に治ることはないですし、放置すればするほど悪化の一途をたどることになります。

初期であれば簡単な処置で済みますが、重篤化するとそれだけ時間・お金がかかり痛みや心労も増してしまいます。

それに…

 

  • 冷たい(熱い)ものを飲食するとしみる
  • ものを噛むと歯が痛む
  • なにもしていないのにズキズキする

 

といった虫歯が疑われる症状に気づくころにはすでにかなり進行した状態であることも多いので、自覚症状が出るまえに対処するのがベターですよね。

たかはし昇一 は口腔ケアの一環として3ヶ月にいちどの「定期検診」と「クリーニング」を欠かさないようにしています。

ところが、今年2019年1月に定期検診を受けたところ、なんと約10年前に処置済みの「銀歯」の下で虫歯が再発している可能性があるとのこと。

まったく自覚症状はなかったものの信頼している歯医者さんの所見に従って、銀歯を開封し「再治療」してもらうことにしました。

治療自体は銀歯を外してから中をクリーンにするだけですし、「麻酔」をするので痛みはまったく感じませんでした。

でも銀歯の中で10年以上も虫歯菌が増殖していたなんてゾッとする状況ですよね?

 

たかはし昇一
先生、銀歯の中で虫歯が進行するってどういうことでしょうか?(今後も不安なんですが…)

 

歯医者さん
んー前回の処置で虫歯がとりきれてなかったか、歯と銀歯の「すき間」から虫歯菌が入ったことが原因として考えられますかね…

 

●「セラミック歯」のメリットは3つ!でも費用は銀歯の10倍!

パジャマ姿で歯磨き女子 [モデル:河村友歌]

え?「銀歯のすき間から虫歯菌が入る」ってどういうことでしょうか??

詳しく訊いてみたところ、一般的に銀歯は「接着剤の劣化」が避けられないそうです。

接着剤が時間の経過とともに劣化し溶けだすことで歯と銀歯のあいだに「すき間」ができます。そうなると…

 

  • 虫歯菌が入って、銀歯の下が虫歯になる
  • 銀歯が外れやすくなる

 

といった不具合が発生してしまうということですね。

そもそも自然の歯に合金マテリアルの銀歯を完全に接着することは難しいそうですし銀歯には虫歯菌が付着しやすいとのこと!

ぼくのように銀歯の下で虫歯が再発する症状を「2次カリエス」と呼ぶそうです。

 

たかはし昇一
ということは…せっかく銀歯の下の虫歯を治療をしたのに、また何度も再発する可能性があるということですよね?

 

歯医者さん
その可能性は否定できませんね…もしご予算が許すのであれば「セラミック」という選択肢もありますが、いかがですか?

 

虫歯治療における「かぶせもの」といえば銀歯一択というイメージがあったのですが、歯型をとるタイミングで…

 

  1. オールセラミック
  2. ハイブリッドセラミック
  3. 銀歯

 

という3つの選択肢を提示されました。

突然「セラミック」と言われると一瞬よくわかりませんが、イメージしやすいのは「陶磁器」でしょうか。

京セラ(旧 京都セラミック)」という有名な会社もありますよね。

セラミックのルーツは「焼きもの」で、日本では1万年以上前に「縄文式土器」が登場。

はるか太古の時代から親しまれている素材で、有機材料・金属と並ぶ「三大材料」のひとつです。

現代におけるセラミック製品の代表格は…

 

  • 陶磁器
  • ガラス
  • セメント

 

などで、もともと「天然の鉱物」ですが、高純度に精製された原料である「ファインセラミック(ス)」は半導体をはじめさまざまな分野で活用されていますよね。

歯医者さんに説明によると、虫歯のかぶせものとしてのセラミックには主に…

 

  1. 「審美性」が高い
  2. 「接着力」が高い
  3. 「耐久性」が高い

 

という3つのメリットがあるとのことです。

 

1.「審美性」が高い

 

セラミック最大のメリットはなんと言ってもその「審美性」でしょう。

芸能人でなくても、とくに「前歯」などは人の目にふれることが多いので白くきれいに保っておきたいものですよね。

銀歯は目立つので、「他人の目」が気になって大きく笑うことができないなんてことになりかねません。

セラミックには銀歯にはない「透明感」があるので、天然の歯に近い仕上がりにすることができます。

 

2.「接着力」が高い

 

セラミックだとすき間を完全にふさぐことができるという説明をされるケースもあるようですが、それはどちらかというと「技術力の差」とのこと。

歯型取りや接着の技術がしっかりしていれば、銀歯だろうがセラミックだろうがすき間を完全にふさぐことは可能です。

ただ銀歯に使用される接着剤はその性質上、時間の経過とともに劣化し溶けだすことが避けられません。

ということは、銀歯は歯と金属のあいだを接着剤で埋めて摩擦力ではまっている =「合着」しているだけということですね。

セラミックなら接着剤の成分も銀歯と違いますし化学的に金属より結合しやすい素材なので、本当の意味での「接着」が可能。

歯・セラミック・接着剤が一体になるため、すき間から虫歯菌が入ることもなく、二次カリエスになる心配も少ないとのことです。

 

3.「耐久性」が高い

 

セラミックは摩耗や経年劣化しにくい素材汚れもつきにくいので、治療時の美しさを長く保つことができます。

銀歯とは接着剤が違うので溶けだす心配はないですし、金属のように腐食することもないのも安心ですよね。

腐食によって金属成分がからだに吸収されることは健康トラブルの原因になりかねませんし、「金属アレルギー」があるようなら銀歯は選択肢から外れます。

もし金属アレルギーがあってもオールセラミックだとオーバースペックであるならば、有力候補はハイブリッドセラミックになるでしょう。

ハイブリッドセラミックは中途半端感が否めないもののセラミックほどコストをかけずに金属アレルギーを回避できますからね。

 

このようにセラミックには銀歯にないメリットがあるのですが、ぼくは費用感を聞いてびっくりしてしまったのが本音です。

ぼくが驚いてしまった費用感の具体的な金額は…

 

  • オールセラミック:50,000円
  • ハイブリッドセラミック:30,000円
  • 銀歯:5,000円

 

なんとオールセラミックの費用は銀歯の10倍もするのです!

 

たかはし昇一
セラミックは審美性・接着力・耐久性が高いけど「費用も高い」!

 

●銀歯とセラミックどっちにする?「判断基準」はこの3つ!

寝る前の歯ブラシをしよう [モデル:河村友歌]

セラミックには銀歯にないメリットが多い一方で「コストが高額」という無視できないデメリットがあります。

ぼくの通う歯科医院では 50,000円・30,000円・5,000円 という価格設定で「松・竹・梅」のメニュー構成になっていました。

 

  • 【松】オールセラミック:50,000円
  • 【竹】ハイブリッドセラミック:30,000円
  • 【梅】銀歯:5,000円

 

なんだか梅(5,000円)の銀歯がずいぶんとリーズナブルに見えるのですが、これは「保険適用(3割負担)」か「保険適用外(自費治療)」かの違いですね。

銀歯治療も実費では20,000円弱の費用がかかるところを3割負担のおかげで軽減されているにすぎません。

日本の医療制度は「診療報酬制度」による「点数制」が導入されていて治療内容ごとの点数が細かく定められています。

でも「保険適用外」の「自費治療」であれば、その治療費は各医院で自由に設定が可能に。

ところが自費治療であることをいいことに原価20,000円足らずのセラミックに対して、費用を10万円ほどに設定している歯科医院もあるという噂もチラホラ。

そう考えると、ぼくの通う歯科医院はなかなか良心的な価格設定かも知れませんね。

それにぼくの担当医は「いきなり決めづらいことですよね?」と気づかいながら、セラミック・銀歯の一長一短をきちんと説明し判断を待ってくれたので安心して検討できました。

もちろん歯科医院だって慈善事業ではなく商売ですから儲けは必要ですし、ぼくだってサービスに対する対価はきちんと支払いたいと思っています。

でももし担当医が「安かろう悪かろう」というロジックで「高利益」のセラミックを猛プッシュしてきていたら信頼感が崩壊するのはたやすいことでしょう。

結局ぼくがチョイスしたメニューは、保険適用で3割負担となる…

 

  • 【梅】銀歯:5,000円

 

でした。悩みはしたものの、決定打になったのは…

 

  1. 虫歯の場所
  2. コストパフォーマンス
  3. 口内環境の状況

 

という「3つの判断基準」です。

 

1.虫歯の場所

 

ぼくの虫歯の場所は「上の奥歯」という位置に。

セラミックの 審美性=白い歯 は前歯のように人の目にふれることの多い場所には効果絶大でしょう。

でも「奥歯」でかつ「」だと見えてしまうシチュエーションは少ないのでさほど気にならないですよね。

実際、今回10年ぶりに虫歯の再治療をするまで上奥歯に銀歯がかぶせてあることを忘れていたぐらいですから。

またセラミックは奥歯に不向きと言われることがあるのも一因です。前歯と奥歯の役割には…

 

  • 前歯:食べものを「噛み切る」
  • 奥歯:食べものを「噛み砕く」

 

という違いがあり、奥歯は「かみ合わせ」や「くいしばり」の習慣にさらされ強い衝撃がかかることが多くなりがち。

そのため銀歯にくらべて柔軟性で劣るセラミックだと「割れ」や「欠け」の発生率が高まる可能性も否定できません。

セラミックがマテリアルそのものの耐久性は高いことと、虫歯のかぶせものとして用途に合った強度を備えているか違う観点のようです。

 

2.コストパフォーマンス

 

セラミック最大のメリットは審美性なのですから「審美が判断できない部分」に銀歯の10倍というコストをかけるのはいかがなものでしょうか?

正直なところ「コストパフォーマンス」が良好と言えるのか疑問が残ります。

それとも、ここは多少の無理をしてでもセラミックに「投資」したほうが、結果的に「安物買いの銭失い」とならずに済むのでしょうか?

銀歯は経年劣化で接着剤が溶けだしてしまうので、一般的には2〜3年にいちどの定期的なメンテナンスを受けることが最適とされています。

セラミックだと銀歯よりは低頻度になるものの10〜15年にいちどの定期的なメンテナンスが推奨されるそうです。

つまりセラミックに初期投資しても生涯メンテナンスフリーにはならないということですね。

もし100歳まで生きる人が30歳で虫歯1カ所を銀歯かセラミックにするとして「メンテナンス回数」と生涯の「トータルコスト」を比較すると…

 

  • セラミック:約5回・25万円
  • 銀歯:約24回・12万円

 

当然ながら銀歯の方がメンテナンス回数は多くなるのですが、トータルコストはセラミックの1/2以下になるという試算結果となりました。

しかも、もし割れ・欠けが発生したならば当然「臨時メンテナンス」も必要に!コストがどんどん膨らんでしまいますね。

銀歯・セラミックいずれも「予後の観察」や「定期的なメンテナンス」そして臨時対応も必要であることに変わりはありません。

であるならば定期検診・クリーニングとあわせてこまめな銀歯メンテナンスを受けるようにすれば十分ではないでしょうか?

ぼくは、これからも3ヶ月にいちどの歯科医院通いをつづけるつもりです。

それは「お口の健康」を維持するためなので、セラミックにすることで歯科医院に通う頻度が落ちることにあまり優位性を感じません。

それよりもメンテナンスの度に保険適用外の高額な自費治療費が発生するというセラミックのコスパの悪さが気になってしまいます。

 

3.口内環境の状況

 

今回 2次カリエス の処置をしたものの、歯医者さんには「口内環境良好」と褒められました。

ぼくは「甘い食べもの(飲みもの)」を好んだり「喫煙」する習慣もないですし、いわゆる「プラークコントロール」がうまくできているようです。

銀歯にはセラミックより虫歯菌が付着しやすいというデメリットもあって、日頃のケアが不十分だと隣接する歯を虫歯にしてしまうことも。

ただ、ぼくの場合は歯医者さんいわく…

 

歯医者さん
この口内環境なら、セラミックにせず銀歯でも虫歯が蔓延するリスクは少ないと思いますよ。

 

とのアドバイスでした。

ぼくの口腔ケアは「起床後・就寝前の歯みがき」というシンプルで最低限なものなので、別に特別なことをしているわけではないんですけどね。

ツールだって普通にドラッグストアで買えるような「イオン歯ブラシ」と「歯周病ケアペースト」です。

 

 

もちろん日頃からケアはとても大切ですが、やっぱり3ヶ月にいちどプロのクリーニングを受けているのも良好な口内環境維持に一役買っていそう。

1回あたり1,000円ほどのコストはかかりますが、3ヶ月にいちどでも歯科医院通いをつづける効果を実感しました。

虫歯放置は死亡リスクを増加させる要因になりますが、歯を失ったり口腔環境を悪化させるだけでも生活の質はかなり低下することでしょう。

 

 

たかはし昇一
「お口の健康」を維持すれば「からだの健康」と「こころの健康」までついて来るなんて…一般人にも歯は命、ですね!

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

ABOUTこの記事をかいた人

たかはし昇一

30歳から3つの「と」(投資・登山・トレーニング)を習慣にしたら人生が変わった金融系サラリーマン。1985年生まれ、東京都23区内在住です。2034年までに金融資産3,000万円の「アッパーマス層」になるため、「収入を増やす」「支出を減らす」「投資で増やす」をコツコツ実践中。