「仮想通貨」とは?いまさらきけない特徴&仕組みのまとめ!

農耕民族の誕生はおよそ1万年前、「通貨」が生まれ流通しはじめたのが約4,500年前といわれています。

つまり、人類は5,500年間ずっと「物々交換」で生活を営んでいたのです。

でも物々交換では「ニーズのマッチする相手」を探すことも大変ですし、保存のきかないものはムダになってしまいます。

そこで保存のきく「穀物」や「」「貝殻」「毛皮・羽毛」などに交換レートを定めたものが、人類最初の「通貨」になりました。

通貨(つうか、英: currency)とは、流通貨幣の略称で、国家もしくは、その地の統治主体によって価値が保証された、決済のための価値交換媒体。 政府は租税の算定にあたって通貨を利用する(法定通貨⇔仮想通貨、地域通貨)。 モノやサービスとの交換に用いられる「お金(おかね)」を、経済用語では貨幣、または通貨と呼ぶ。

出典:ウィキペディア

ただそれらは持ち歩くのが大変ですし、品質にバラツキがあってレートを定めることも難しかった…そこで誕生したのが「コイン」!

コインも当初は「」や「」の純度が高く、コイン自体の「価値」を高く維持することで取り引きにおいての安心感を確保していました。

しかし、経済発展にともなって資金繰りが追いつかず純度を少しづつに下げた結果、「紙幣」がメインになり代わりました。

紙幣(しへい)とは、広義には、公的権力(主に国家)により通貨として強制通用することが認められている紙片である。 政府の発行する政府紙幣(Print money)と銀行(中央銀行など)の発行する銀行券(Bank note)があるが、狭義には前者のみを指す。

出典:ウィキペディア

紙幣自体は「ただの紙切れ」なので、それ自体にたいした価値はありませんよね。

「通貨」「紙幣」に共通するのは、「国家」によってその価値が保証されている「法定通貨」であるということ!

仮想通貨」が「決済手段」となり「価値の保存」もできるのに「仮想」と呼ばれる理由は、国家が発行し管理していないからです!

01.すべては謎の人物「サトシ・ナカモト」の論文がはじまりだった!

サトシ・ナカモト…いかにも日本人っぽい名前ですが、その正体は謎につつまれています。

この人物が2008年に発表した論文がひな形になって「ビットコイン」が誕生!

もともと「改ざん」や「偽造」をふせぐ「暗号通貨」という発想はあったのですが、ビットコインは「管理者不在」という革新的な仕組みをそなえていました。

02.ビットコインの安全性をささえる「ブロックチェーン」!

ビットコインの根幹と言ってもいいのが「ブロックチェーン」という技術。

その名のとおり「ブロック」が「チェーン」のようにつながって、改ざんを防ぐ仕組みです。

ブロックチェーンは、ユーザーによる数億回すべて取り引きが記録してあるため、過去データの改ざんが実質不可能!

取り引きの記録された「台帳」をサーバーではなくユーザー全員で監視することでセキュリティ性の高いシステムを構築しています。

ただし絶対に安全という保障はなく、特定の個人・団体がマイニングの51%以上を支配することで仮想通貨のシステムを攻撃することができます。

この「51%攻撃」、理論的には可能ですが全世界に存在しているノードの計算力の大きさを考えると実行はほぼ不可能

ビットコイン=値上がりする新しい「投資対象」というイメージが強いですが、重要なのはブロックチェーンという「技術革新」があったこと。

そのインパクトは「インターネット以来」と言われるほどで、世界を一変させる可能性を秘めているんです。

03.ビットコインは完全な「デジタルデータ」!

ビットコインはインターネット上でやり取りするデータなので、「コイン」ですが物質化はできません。

キャッシュレス化」は多くの国で進行しています。スウェーデンは、電子マネーが普及することでほぼキャッシュレスになっています。

中国では「アリペイ」という電子マネーが屋台でも使用できるほどで、急速にキャッシュレス化が進展しています。

ところが日本人は現金が大好きなので、世界でもキャッシュレス化が進んでいない国。

デジタルデータのお金と言えば「電子マネー(SF)」が思い浮かびますが、ビットコイン(BTC)と比べてみると似ている点は意外に少ないです。

  1. 管理者  SF:あり   BTC:なし
  2. 価格変動 SF:しない  BTC:する
  3. 国際取引 SF:×                BTC:○

最大の違いは「管理者の有無」。電子マネーには「管理者」がいて、マネーのやり取りを仲介していること。

日本でもっとも普及している電子マネーのひとつ「Suica」は、ユーザーの残高管理を「JR東日本」がしています。

電子マネーは「チャージして使うもの」なので、円を「前払い」でデジタルデータ化しているだけですが、ビットコインは「通貨そのもの」。

ビットコインは「価格変動する」のも電子マネーと大きく違う点。この特徴があるからこそ、ビットコインは投資対象になっています。

電子マネーの方が「決済方法」として利用可能な場所が圧倒的に多いので、ビットコインが電子マネー並みに普及するにはまだまだ時間がかかりそうです。

04.ビットコインは「金」と似た性質をもっている!

現物がなくデジタルデータのみのビットコインですが、「」と似た性質をもっていると考えるとイメージがしやすいです。

「ビットコイン」と「金」の共通点

  1. 政府の影響   受けにくい
  2. 量       上限がある
  3. 量を増やす方法 採掘(マイニング)
  4. 取引できる場所 世界中

ビットコインは「金」と違って、「決済機能」があるのが大きな違い。「クラウドでつかう現物のないゴールド」といった例え方もされます。

でも「金」が数千年にわたって「代替通貨」の役割を果たせたのは、「希少性」「利便性」に加えて「美しさ」があったからですよね。

ビットコインも発行上限はありますが、ほかの仮想通貨もあるので「金」ほどの希少性はないとも考えられます。

05.最初のビットコイン取引は「ピザ2枚」と「1万BTC」の交換!

ビットコイン取引は、2010年5月22日にあるプログラマーが「ピザ2枚」と「1万ビットコイン」を交換したのが初めてと言われています。

そのときのレートは、1BTC=0.2セントでした。

2018年2月時点で1ビットコインの価値は約90万円なので、現在の価値に換算するとなんと90億円!

この世でもっとも高いピザであること間違いなし。どんなお味だったのでしょうか…。

日本では、2013年12月4日にテレビ番組の特集で放送され注目が集まり、その翌日にそれまでの史上最高値を更新しました(1BTC=約12万円)。

その後は中国政府が金融機関のビットコイン取引を禁止したことや、当時の最大手取引所「Mt.Gox」の元経営者が不正取引で逮捕されたことで価格は下落します。

しかし2017年の「改正資金決済法」施行で法律によって仮想通貨の「定義」がなされ、事業者の登録制など業界ルールが定められたことでビットコイン取引が活発化!

短期間で高騰・急落を繰り返しながらも、長期的にその価値は異常な傾斜角度で上昇しています!

06.アルトコインは「ビットコインの代わり」となるコイン!

「仮想通貨」は、大きく分けると「ビットコイン」と「アルトコイン」のふたつ。

「アルトコイン」は「alternative coin」の略で、「(ビットコインの)代わりになるコイン」を意味しています。

ビットコイン以外のすべての仮想通貨」を指し、基本的にはビットコインとの交換で入手します。

アルトコインは誰でも発行できるので毎日のように新しいコインが誕生していて、一説ではその数「3,000種類以上」とされています。

ビットコインの「クローン」にすぎないコインもあるのですが、「エセリウム(イーサリアム)」や「リップル」のように、明確なコンセプトをもったコインもあります。

エセリウムやリップルは、ビットコインの「弱点」を克服し「機能」が拡張されたコインで、今後の活用が期待されています。

日本国内の取引所で取り扱いのあるアルトコインは20種類前後。海外取引所であればより多くのアルトコインを取り引きできます。

価格が上昇しないアルトコインもあり、高騰の可能性があるのはひと握り。

アルトコインに投資するのであれば、特定のコインへの集中投資ではなく複数コインに分散するのが無難でしょう。

価格が低いうちに先行投資しておけば、ビットコインのように大化けする可能性を秘めています!

07.ビットコインの「時価総額」は仮想通貨で最大!

時価総額」の高いコインは、それだけ期待されていて「流動性」も高く、取り引きが活発に行われている傾向があります。

アルトコインに投資するなら時価総額の高いコインをチョイスするのが安心です。

仮想通貨の時価総額ランキング(1〜10位)を見てみると、1位のビットコインが2位のエセリウムを大きく引き離しています。

※出典:Cryptocurrency Market Capitalizations(表は2018/02/12時点のもの)

多くの投資家が取り引きに参加することが、通貨の「信頼性向上」につながります。

ビットコインは時価総額と「取引量」も最大。そのため少なくとも「無価値」になる可能性は低いと言われています。

08.ビットコインが分裂?「ハードフォーク」ってなに?

ビットコインはこれまでに2017年8月・10月の2回、「分裂=ハードフォーク」しています。

「ハードフォーク」とは、仮想通貨のルールを変更するために「旧ルール」との互換性をなくして「新ルール」を適用させること。

2017年8月には「送金遅延問題の解決」で「ビットコインキャッシュ」が、10月には「マイニング環境の改善」で「ビットコインゴールド」が誕生しました。

このさきも、さまざまな理由からビットコインは分裂をくり返す可能性が高いです。

これまで2回のハードフォークを経験したビットコインですが、いずれも値動きに与える影響は限定的でした。

一時的に価格は下落しましたが、1回目は4日で、2回目は2日でハードフォーク前の水準に戻ってます。

これは「ビットコインキャッシュ」や「ビットコインゴールド」が、ビットコインにとって代わるコインになれなかったから。

今後もハードフォークをくり返すことで、ビットコインより優れたコインが生まれるかもしれません。

分裂でビットコインの価格が大きく下落する可能性はあります。

ハードフォーク前後の値動きは注視して、場合によってはビットコインからほかの仮想通貨に乗り換えるための準備が必要です。

09.仮想通貨投資で「利益を出す方法」は3つ!

仮想通貨投資で利益を出すには大きく3つの方法があります。

  1. マイニング
  2. キャピタルゲイン
  3. アービトラージ

1.マイニング

仮想通貨技術の根幹である「ブロックチェーン」は多数のコンピューターによる計算が必要で、それを支えるのが「マイニング(採掘)」です。

マイナー(採掘者)」はブロックチェーンに必要な計算を行い、採用されれば「報酬」を得ることができます。

マイニングにはとてつもないマシンパワーが必要で、家庭用のパソコンでは太刀打ちできません。

マイニング参加用の専用パソコンも販売されていますが約100万円と高額。

一般ユーザーが「仮想通貨のマイニング」で利益を得ることは理論的には可能ですが、非現実的でしょう。

2.キャピタルゲイン

キャピタルゲイン」とは、保有している資産を売却することによって得られる売買差益のこと。

つまり、できるだけ安く買ってできるだけ高く売ることで差額を利益として得る単純な方法。

通常はキャピタルゲインを得るためには「売却」によって「利益確定」する必要がありますが、仮想通貨はお金として利用可能なので売らずに保持するのも一案です。

3.アービトラージ

価格差」を利用して利益を出すのが「アービトラージ」。仮想通貨は取引所によって価格が異なるんです。

通常はそこまで価格差は開いてないのですが、急に変動した場合にいつもより大きな開きとなる場合があります。

そのような時に安い取引所で買い、高い取引所で売ることで利益が出ます。

あらかじめ複数の取引所にアカウントをつくって入金し、価格差が出たタイミングでスピーディーに売買する必要があります。

送金遅延」によるリスクが高いことと、ある程度まとまった投資資金がないと利益が出にくいデメリットがあります。

この3つのほかに「証拠金取引」による「短期売買」もありますが、高すぎるレバレッジは危険!せいぜい2〜3倍程度に設定しておくのが無難でしょう。

10.仮想通貨投資の「リスク」は5つ!

投資には「リスク」がつきまといます。

仮想通貨投資はほかの投資方法に比べると「価格変動が激しい」「流動性に懸念がある」など、リスクが高めであることに注意が必要です。

  1. 価格変動リスク
  2. カウンターパーティーリスク
  3. 流動性リスク
  4. 法令・税制リスク
  5. システムリスク

1.価格変動リスク

仮想通貨投資の魅力は、大きく価格が上昇したときに得られる「利益」。

リターンが大きくなる可能性がある反面、値下がりした場合の「損失」も大きくなります。

つまり投資方法としては「ハイリスク・ハイリターン」です。

2.カウンターパーティーリスク

カウンターパーティーリスク」とは、金融取引において「相手方の事情」によって契約上の取り引きが完結しないリスクのこと。

仮想通貨投資においては、取引所が「債務不履行状態」になるリスクがあります。

利用していた取引所が「ハッカー」に攻撃されたり「関係者の横領」などによって破たんしてしまうと、預けていた仮想通貨が戻ってこない可能性も。

購入した仮想通貨は「ウォレット」で保管し、取引所に預けるのは売買の時だけにするのが基本です。

カウンターパーティーリスクを避けるには、なるべくユーザー数の多い=多くの人から信頼されている取引所を選ぶこと。

さらに、複数の取引所に資産を分散することが有効です。

3.流動性リスク

「ユーザー数」や「取り引きの頻度」が少ない取引所では、売買を好きなタイミングで行えない可能性があります。

買いたくても、売りたい人がいなければ買えません。売りたくても、買いたい人がいなければ売れません。

売買が成立せず取り引きができなくなってしまうリスク、それが「流動性リスク」です。

4.法令・税制リスク

仮想通貨取引の法整備はまだまだこれから。今後「法律」で「規制」が入ったり、「税制」が変わる可能性があります。

内容次第では環境が一変して、仮想通貨の価格にもダイレクトに影響することになります。

海外の動きにも注意が必要です。2013年に中国政府が「金融機関のビットコイン取引を禁止」した際、ビットコインの価格は下落してます。

仮想通貨はコインを「所持」しているだけなら税金はかかりませんが「売却益」には課税があります。

サラリーマンでも条件によっては「確定申告」しないと、「脱税」になってしまいますよ!

  1. 給与収入が年間2,000万円以上
  2. 給与以外に年間20万円以上の収入がある
  3. 2ヶ所以上から一定以上の収入がある
  4. 同族会社で給与以外に賃貸料などを受け取っている

仮想通貨の売却益が20万円を超えた場合は「2.給与以外に年間20万円以上の収入」に該当します。

これは現状のルールなので、今後の改正によっては「所持」にも申告などが必要になるかもしれません。

5.システムリスク

パスワードの紛失」や「誤操作による売買」、取引所の「システム機器の故障」や「通信障害」などシステム面に関するリスクです。

仮想通貨の「アドレス」は複雑な文字列のため、送金先を間違えてしまうユーザーも少なくありません。

誤送金したコインは戻ってこない可能性が高いので、アドレスは「QRコード」で読み込むなど、間違わないよう注意が必要です。

不正アクセス」による被害も急増しています!

パスワードの「複雑化」と「定期的な更新」、モバイル端末を使用した「2段階認証」は必須。「ログアウト」や「端末のロック」なども確実に。

11.仮想通貨はどんな「取引所」で買えるの?

仮想通貨交換業者金融庁:仮想通貨交換業者登録一覧)」は、融庁による審査をクリアした取引所。

資金決済法上の定義に該当することを確認された業者なので、一定の安心感があります。

この一覧にのっておらず、聞いたこともないような取引所は危険性が高いので避けるのが懸命です。

仮想通貨投資には「カウンターパーティーリスク」があるので、取引所は少なくとも2〜3ヶ所は登録し、資産を分散するのが鉄則!

\ユーザー数No.1!/
bitFlyer ビットコインを始めるなら安心・安全な取引所で

ビットフライヤー

\「コイン積立」ができる!/

ザイフ

\アルトコインが豊富!/

仮想通貨ならビットバンク

ぼくはこの3つの取引所を、それぞれの特徴に応じて使いわけてます。

取り引きが開始できるまでには少し時間がかかるので、仮想通貨の購入・投資を考えているなら、まずは急いで登録だけでもしておいたほうがいいですよ。

12.仮想通貨「決済手段」として今後のシナリオ3つ!

サトシ・ナカモトの論文からはじまり、革新的なブロックチェーン技術をそなえた仮想通貨「ビットコイン」。

金のような性質をもつ不思議なデジタルデータで、ハードフォークによる分裂を繰り返しながら、15兆円以上の時価総額にまでふくれあがりました。

現状では、投資・投機の手段として値上がり益を期待して買われているのがほとんどですが、本来は「送金手段」として優れていることにメリットがあります!

ビットコインによる送金」を「現行の銀行による送金」と比較すると、手数料利用可能時間即時性などが銀行システムより優れています。

考えられる「今後のシナリオ」は3つ。どれが主流になるかで、これから未来の姿は大きく変わるでしょう。

  1. ビットコインのような仮想通貨が主流になる
  2. メガバンクなど銀行が発行する仮想通貨が主流になる
  3. 中央銀行が発行する仮想通貨が主流になる

1.ビットコインのような仮想通貨が主流になる

ビットコインのような管理者不在の仮想通貨は、分散型で自由主義的な社会を可能にします。

ただし、ビットコイン型の仮想通貨が普及すると「従来の金融システム」や「国家システム」の外で通貨が流通することになります。

そのため「金融政策が利かない」「税の徴収に支障が生じる」など、国家構造に影響を与える可能性も。

2.メガバンクなど銀行が発行する仮想通貨が主流になる

仮想通貨が銀行の預金通貨にとって変わることができれば、銀行は「信用創造」ができず存在価値がなくなってしまいます。

すでに銀行にとって大きな収益源である「送金サービス」は、仮想通貨の登場で潜在的に不要なサービスとなりました。

日本のメガバンクは「MUFJコイン(三菱東京UFJ銀行)」や「Jコイン(みずほ銀行)」のような「オリジナル仮想通貨」の導入を急いでいます。

ビットコインのような仮想通貨とは違い、「固定価格」で「銀行という管理者がいる」ことから「電子マネー」に近い性質のものです。

メガバンクが仮想通貨を発行するのは、ビットコインなどの仮想通貨に排除されないため!

ビットコインの「価格変動が激しい」ことと、「決済確認に時間がかかる」ことを解決して「送金手段としての役割」を強調しています。

3.中央銀行が発行する仮想通貨が主流になる

ビットコインのような仮想通貨の利用が拡大すると、中央銀行の発行する通貨決済システムの必要性が低下し、金融政策の効果も弱くなる可能性があります。

そのような事態を避けるため、各国の中央銀行はとても熱心に仮想通貨を研究しています。

スウェーデンは「eクローナ」という仮想通貨発行に関する可否を2018年末までに決定しますし、エストニアは「エストコイン」を発行する計画を明らかにしています。

中央銀行の仮想通貨発行が現実になると、全国民が非常に細かく経済活動を「監視」される社会になる危険があります。

このシナリオだとビットコイン型の仮想通貨が目指す「自由主義的な世界」と全く逆の世界が登場することになりそうです。

13.仮想通貨は「世界を変える」コイン!

ビットコインをはじめとする仮想通貨は、なぜ現状の通貨クレジットカードのように利用が広がらないのでしょうか?

それは単純に「みんなが使っていないから」。

日本は銀行システムが整備されていますが、世界的にみれば未発達な地域も多くあり、これらの地域では仮想通貨の利用が広がるはずです。

通貨には、みんなが使えば使うほど便利になるという「ネットワーク効果」があります。

現在のところビットコインを決済手段として受け入れる店舗は日本では多くありません。

しかし今後クレジットカードを使えない零細・中小店舗がビットコイン決済を受け入れ、ネットワーク効果が働けば利用は一気に広がるでしょう。

仮想通貨の利用が広まれば、いまの通貨制度を代替する可能性があります!

通貨システムの改革社会に大きなインパクトを与えるので時間がかかるものですが、人びとの考えが変われば、短期間で「世界を変える」かも。

物々交換→貨幣→紙幣→キャッシュレス→仮想通貨…ぼくらの未来は、いまよりも「便利」で「自由」なものになっていくのでしょうか。

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ABOUTこの記事をかいた人

たかはし昇一

30歳から3つの「と」(投資・登山・トレーニング)を習慣にしたら人生が変わった金融系サラリーマン。1985年生まれ、東京都23区内在住です。2034年までに金融資産3,000万円の「アッパーマス層」になるため、「収入を増やす」「支出を減らす」「投資で増やす」をコツコツ実践中。